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パソコンを買うときは一緒にリカバリメディアの準備を!

 

DVDが四枚

リカバリーメディアってご存知でしょうか?

恐らく、5~6年以上前のパソコンをお持ちの方は知っているかと思いますが、初めての購入されたのが最近のパソコンの方は、知らない方もいるかと思います。

 

リカバリメディアとは、パソコンがシステム的な不具合を起こしたときなどに、初期化して元の良い状態に直すためのものです。(初期化とは、パソコンの中のデータや設定を一切合切全て消去して、購入時の状態に戻すこと)

ちなみにリカバリメディアはパソコンの機種によって、DVDだったりblu-rayディスクやUSBメモリだったりと、その形は様々です。

 

さて、このリカバリメディアですが、一昔前のパソコンにはDVDという形で標準で付属していたんです。

しかし、ここ最近のパソコンにはごく一部の機種(NECのビジネスモデルなど)を除いて付属はしておらず、ご自身で作成するように変わっています。

ですので、最近のパソコンしか使ったことが無い方は、その存在を知らずに、リカバリメディアを作成していない方も多いんですね。

 

しかし、リカバリメディアは先ほども書いたように、パソコンにシステム的な不具合が起きたときに、ご自身でパソコンを直すためには必要不可欠になる場合があります。

ですので、パソコンを買ったときはリカバリメディアも一緒に作るために、そのメディア(空のDVD-RやBD-R、USBメモリなど)を別途購入しなくてはなりません。

後からだと忘れてしまったり、作るのが面倒くさくなるので、パソコンと一緒にメディアを購入して、初期設定と一緒に作ってしまうのが良いですよ^^

 

そこでここでは、

・機種ごとにどのメディアを買えば良いのか?

・各メーカーごとのリカバリメディア作成方法

をメインに説明していきたいと思います。

リカバリメディア作成に使うメディアは何を買えば良い?

リカバリメディアに使用するメディアは、空のDVD-R・BD-R(blu-rayディスクのこと)・USBメモリのいずれかが一般的です。

どれを使うかは機種によって変わってきますが、メーカーによって大体決まっています。

 

以下にリカバリメディア作成に使うメディアと、その作成方法(使用するアプリケーション)を簡単に記載します。

なお、ここに記載したリカバリメディア作成方法は2014年以降のパソコンの場合です。

また、実際に作成する際はお手元のマニュアルまたはメーカーに問い合わせて作成して下さいね^^(機種によっては作成に失敗してしまうと、二度と作れなくなってしまう機種もあるので…。国産のパソコンなら、マニュアルに作り方は必ず書いています)

もしくは「○○(メーカー名) リカバリディスク作成」と検索すれば、どのメーカーも作り方が出てきます。

メーカーリカバリメディアの種類必要枚数作成方法
富士通DVD-R
BD-R
USBメモリ
6~7枚
1枚
16or32GB
バックアップナビ
NECUSBメモリ
DVD-R
BD-R
16or32GB
4枚
1枚
再セットアップメディア作成ツール
東芝USBメモリ
DVD-R
16or32GB
5~6枚
リカバリメディア作成ツール
パナソニックUSBメモリ
DVD-R
BD-R
16or32GB
3~4枚
1枚
リカバリディスク作成ユーティリティ
マイクロソフト(Surface)USBメモリ16or32GB回復ドライブ作成ツール
ASUSUSBメモリ
8or16GBBACKTRACKER
hpUSBメモリ
DVD-R
16GB
3~4枚
HP Recovery Media Creation
lenovoUSBメモリ16GB回復ドライブ作成ツール
GatewayDVD-R4枚Gateway Recovery Management

※「メディアの種類」に記載の、いずれかのメディアのみで作成すればOK。また、BD-Rを使用できるのはblu-rayドライブを搭載している機種のみ。また、ASUSにはリカバリメディア作成ツールがインストールされていない場合もあります。

各メーカーごとのリカバリメディア作成方法

続いて、各メーカーのリカバリメディア作成方法についての リンクを貼っておきますね^^

参考にしてみてください。

 

富士通⇒FMVサポート

NEC⇒121wareサポート

東芝⇒USBメモリの場合DVDの場合

パナソニック⇒パナソニックパソコンサポート

Surface⇒Surfaceサポートページ

ASUS⇒nb459様の個人ブログ

hp⇒HPサポートページ

lenovo⇒PONTA様のThinkPad Loveサイト

Gateway⇒桜工会ブログ様のGatewayリカバリディスクの記事

補足:なぜ、リカバリメディアは作成しなくてはならなくなったのか?

冒頭でもお伝えしたように、昔のパソコンにはリカバリメディアが付属していました

これが現在では付属していないわけですが、その代わりに現在のパソコンには、パソコン本体に初期化をするシステムが組み込まれているのです。(昔のパソコンは初期化するためには、リカバリディスクが必須でした)

ですので、今売られているパソコンは実は、リカバリメディアが無くても初期化は出来てしまいます

 

では、そうであればなぜわざわざ別に作成をしなくてはならないのかというと…

例えば、パソコンのシステムがおかしくなったときに初期化をするわけですが、そういった不具合の時は、パソコン本体の初期化するプログラムごとおかしくなることがあります

そうなると、パソコン本体の初期化プログラムでは初期化が出来なくなってしまうので、そうなった時の為にその初期化プログラム部分だけを別途、DVDとかUSBメモリとかにコピーしておくわけですね。

 

そうすることによって、パソコン本体で初期化が出来ない時もリカバリメディアから初期化が出来るようになります。

そういった、言わば保険的なものではありますが、無いと困る場合もあるので、万が一に備えて必ず作成はしておきましょう。

 

余談ですが、この様にリカバリディスクを付けなくなったのは、メーカーのコスト削減の為らしいですよ。

まとめ:パソコンを買うときはリカバリメディア作成用のメディアも一緒に買おう

電卓とキャッシャー

正直なところ、作成しても使わないことも結構多いリカバリメディア。

また、万が一の時にはリカバリメディアが無くてもメーカーに修理に出せば初期化はしてくれるので、最悪リカバリメディアは無くても何とかなります。

しかし、メーカーに修理に出すと1~2万円くらいかかる上に、長期間メーカーに預けなければいけません。

 

そんな時に、リカバリメディアを作成して手元において置けば、ご自身で数時間ほどで初期化が出来てしまいます。

ですので、リカバリメディアは有ったほうが間違いなく便利ですので、パソコンを買ったら初期設定と共にリカバリメディアを是非作成しておきましょう。

後々何かあったときに、「あの時リカバリメディアを作っておいて良かった~」となる日が来るかも知れません。

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