人気の動画を見たい、今ハヤリのゲームをしたい、外で使う頑丈なパソコンが欲しい…などなど、使い方に合ったパソコンを選ぶお手伝いをします。

自作パソコンって難しそうだけどどんな優れたところがあるの?

自作パソコンを作成する男性

パソコンを買い替える時に、自作にも興味があってちょっと作ってみたいなあ、でも一歩踏み出せないなんて思っている方も中にはいらっしゃると思います。そういった方々の障害になっているのは恐らく、「でも自作パソコンって作るのが難しそうなんだよなあ」という思いではないでしょうか?

 

そういった思いをお持ちの方の為にまず先にお伝えしますと、自作パソコンを組み立てるのって実はそこまで難しくないんです。基本的にはプラモデルのように説明書通りにパーツや配線を付けていくだけでOKです。私が子供の頃に組み立てたミニ四駆とかガンダムのプラモデルの方がはるかに難しいと思います(笑)windows OSのインストールもそんなに難しいものではないんですよ^^

 

けれど、「じゃあ自作パソコンは簡単なの?」と質問されると単純にイエスとは答えられません。それはなぜかと言いますと、自作パソコンは作成自体はそこまで難しくなくても、後々なにかのトラブルが起きた時が問題なのです。

例えばメーカー製パソコンの場合だと不具合が起きた時はメーカーに送りさえすれば、有償無償は別としてどんな不具合であっても修理をしてもらえます。しかし自作パソコンの場合は一つ一つのパーツを自分で選んで作ったパソコンです。ですので保証は部品ごとにしかついていないので、まずはどこが不具合の原因なのかを特定しなくてはいけません。もし「電源ボタンを押しても何も反応しない」という症状なら、それが基盤なのか電源ユニットなのかメモリなのか…?「デスクトップ画面まで行かない」のであれば、システム不良なのかハードディスクの不具合なのか…?ご自身で判断をしなくてはいけないんです。ちょっと大変そうです^^;

 

とは言え、ご自身で組み立てをしたり、その後のケアが不安な方はBTOパソコンを購入するという選択肢もあります!BTOパソコンというのは、部品を選んで店舗で組み立ててもらい購入できる自作パソコンのことです。また、「どのパーツを選べばいいのかわからない…」という方は、ゲーム用とか動画編集用とか用途別に既に全てのパーツを決めてくれているショップも多いです。そういった場合はその一覧からご自身にあった自作パソコンを選んで購入することも出来ます。

また、後でも触れますが、大手のBTOパソコンショップでは不具合が起きた時の保障をつけられるところも多いです。

 

さて、ではそもそもメーカー製じゃなくて自作パソコンを選ぶメリットって何なのでしょうか?わざわざ組み立て済みのBTOパソコンを買うのなら、メーカー製パソコンでも一緒なのではないでしょうか?

いえいえ、自作パソコンにはやはり、メーカー製パソコンには無い非常に大きな魅力がいくつもあるのです。

ひとつはこれが最大の魅力と言っても良い「拡張性の高さ」。簡単に言うと、あなたのやりたいことにぴったりなパソコンが作れるわけです。メーカー製パソコンよりも性能が高くて快適に動くパソコンを作ることができちゃいます!

 

あとは、例えば上記の不具合の件を例に取れば、自作パソコンは不具合箇所さえ特定すればご自身で交換修理をすることが可能です。つまり、修理にかかるのは部品代のみ!

これがメーカー製パソコンの場合だとそうはいきません。部品は基本的にメーカーでしか保有していませんので、メーカーに修理に出す必要があります。そして部品代とは別に技術料を取られます。そしてこの技術料がかなり高く、実はメーカー修理代の大部分を技術料が占めています。例えば、マザーボードの故障の場合、部品自体の料金が10000円だとしても技術料を含めると計4〜50000円になることが非常に多いです^^;

 

このように自作パソコンにはメリット・デメリットがあるので、こちらの記事ではそれらを交えながら、これから自作パソコンをやってみたいという初心者さん方向けに、その特徴や魅力を触りだけお伝えしたいと思います^^(なおこの記事には自作パソコンの作り方の説明はございませんので、ご了承下さいませm(_ _)m)

自作パソコンはパーツの自由度や拡張性が高い!

自作パソコンのマザーボード

パーツの拡張性。これこそが自作パソコンの 最大の特徴と言えます。ご自身のご希望・使用用途にぴったり合わせたパソコンを作れるわけですね♪例えば、FPSゲームをパソコンで快適にやりたい!なんて言う性能面はもちろんのこと、集中できるようになるべくファンの音がしない静かなパソコンを作りたい!などと言った基本性能以外で気になる希望も叶えることが出来ます。

さらにその後新たにやりたくなったことが今のパソコンの性能では事足りない場合も、それに見合ったより良い部品と交換したり増設することでやりたいことを出来るようにすることも出来ます。

また、拡張性が高いのは部品に限ったことではありません。中にインストールするOSについてもそうなんです。windows 7がいい!とか最新のwindows 10を入れたい!など、ご自身の希望に応じたOSを購入してインストールすることが出来ちゃいます。

 

ただし、注意店もあります。

まず、部品の場合はしっかり自分のご希望に合った部品を選ぶ必要があるということ。例えばFPSゲームをする場合、もちろんCPUやグラフィックボードも大事ですが、それらを支える電源もそれなりのものを用意する必要があります。CPUやグラフィックボードは一番良いものなのに電源は一番安いものを買ったりすると、電源不足で起動しない!なんてことに陥る可能性があるんです。

このように自作パソコンのパーツ選びは、ご自身の予算の中で上手に選ぶ為の知識が必要になります。ただ、やっぱり最初はどのパーツを選べばいいかなんてわかりません。ですので、そんな時はパーツを販売しているお店の方にどんなことに使うか、予算はいくらかなどを伝えてぴったりのパーツを聞いちゃいましょう♪

 

またwindows OSについて、上記では「希望のOSを入れることが出来る」なんて書きましたが、現在マイクロソフトが公式に販売しているのはwindows 10のみで、一世代前のwindows 8.1は既に生産終了となっています。大手家電量販店などではwindows 8.1は既に在庫限りであるかないかです。

しかし、ネット通販やネットオークションではwindows 7などの以前のOSを販売しているのを良く見かけます。これらのwindows 7以前のOSには、実は十分注意が必要です。というのは何故かと言うと、海賊版(つまりはニセモノです)がまぎれていることも多いのです!ですので昔のwindowsが欲しい方は、こういったニセモノをつかまされない知識も必要になっていきます。

(あ、ちなみにmac OSは自作パソコンには入れられませんので、macが欲しい方は純正のものを買いましょう^^)

部品が壊れたときの費用が安くすむ

パソコンの部品を交換する

これも上述した「パーツの自由度や拡張性が高い」と関連する内容です。

 

メーカー製のパソコンだとマザーボードやHDD、ディスプレイに不具合が起きた場合、そのメーカー修理費用は目安で3万円~6万円ほどになります。そして実はこの修理費用、その大部分が技術工賃であることが非常に多いです。これが自作パソコンだと交換するのは自分なので、不具合が起きたときは単純に部品代のみで修理をすることが出来ます

 

ですが最初に述べたように自作パソコンの場合、不具合が起きた場合は自分でどこの不具合かを特定しなくてはなりません。経験があれば、症状を見てどの部品が不具合を起こしているかある程度の予測は出来るのですが、そこから先は一つ一つの部品を交換していったりしてどこの不具合かを見ていくことになります。

ですので自作パソコンは作成するのは思ったより簡単ですが、その後に何か起きた場合が大変だったりします。そういったことが面倒な方は自作パソコンは苦労するかもしれません。

本当に高性能なパソコンが作れる

最近のメーカー製パソコンはお求め安いものでもそれなりの性能があるので、インターネットをしたり文書作成をするくらいなら特に高性能なパソコンは必要ではありません。

しかしオンラインゲームをしたり動画や音楽の作成・編集をがっつりやりたい方はメーカー製のパソコンだと力不足になることがあります。(やりたいゲームや使う動画編集ソフト、どの程度の編集をするのかなどによっても違いますので、そこら辺は事前のリサーチが必要です)コンマ数秒が勝敗を分けるようなゲームの場合、ご自身の腕は非常に立つのにパソコンの性能のせいで上手く操作が出来なくて負けるなんて悔やみきれないです。

 

逆に言うと正直なところ、自作パソコンを作るのが単純に好き!という方以外で自作パソコンが必要な方は、上記のようにゲームや動画や音楽作成・編集をする方くらいだと思います。それ以外の方はメーカー製のパソコンでほとんどのことは事足ります。3Dゲーム(特に瞬間の判断が求められるゲーム)やプロ並みの動画編集や音楽編集をしたい方は、自作パソコンを使用すると間違いなくメーカー製パソコンを使うよりも快適な作業環境ができますので非常にオススメです!

ご自身で作ったりパーツを選ぶのは大変!と言う方にはBTOパソコンがオススメ!

とは言え自作パソコンも、今はすっかりメーカー製よりも値段が張るのです。ですので、「高性能なパソコンが必要だけれど自分で作るのはなぁ…」という方にはBTOパソコンをオススメします。

 

BTOパソコンというのはお店の方に作成を任せて代わりに作ってもらう自作パソコンのことです。さらにパーツをご自身で選んで自作パソコンを作ってもらえるだけでなく、「FPSゲーム専用のBTOパソコン」とか「動画編集用のBTOパソコン」のようにすでにパーツの組み合わせが決まっており、ご自身に合ったパソコンを用途に応じて選べるのが現在は一般的です。このようにご自身で作るのが面倒だったりどのパーツを選べばいいかわからない方も希望の自作パソコンを選ぶことが出来るようになっています。

こういったBTOパソコンは一から全て自分で選んで作るよりも安く済むのも特徴です。(本当のことを言えば、パーツ一つ一つを安く売っているショップで上手に買って組み立てれば、BTOパソコンよりも安く作ることは出来ます。しかし、初めて自作パソコンを買う方にとっては、下手にパーツごとに買って組み立てるよりもBTOパソコンを買ってしまった方が結果安くなると思います)

また、パーツの一部だけをより性能の高いパーツやお好みのパーツに変更して作ってもらうこともできます。自作パソコンならではですね。

 

さらにドスパラなど大手ショップでBTOパソコンを購入する場合、パソコンに不具合が起きた場合の保証を、必要に応じて付けられるところが多いです。自作パソコンについて詳しかったりこれから色々覚えるぞ!という方なら保証は無くても問題ないですが、万が一不具合が起きたときにどこの不具合かを判断できない方は保証も付けておいた方が無難かもしれません。

まとめ:パソコンの性能にこだわりたい方は自作パソコンがおすすめ!

パソコンで編集をする

さて、自作パソコンがどのようなものか、なんとなくわかっていただけたでしょうか?^^

一昔前はメーカー製パソコンを買うよりも自作で組み立てた方が安く済むなんてことも言われていました。しかし、メーカー製パソコンの価格が下がりに下がっている今(海外モデルでしたら数万円で結構性能の良いパソコンを買うことができます)、パソコンをインターネットやofficeだけなど一般的な内容でしか使わない方にとっては、価格の面から自作パソコンを選ぶ意味はあまりありません。インターネットやword、excelだけを使うのであればメーカー製パソコンで十分満足のいく使い方ができます。

 

それでも自作パソコンがあるのは、メーカー製パソコンでは処理しきれないことが快適に出来るといったことはもちろんのこと、自分好みの性能のパソコンを作ることが出来る・そして必要に応じて後から部品を変えることも出来るという魅力があるからです。また、そもそも組み立てることが好きな方にとってはそれ自体が趣味の側面もあります。

ですので、性能の高いパソコンを求めている方や自分で作ることに興味がある方は自作パソコンも一度検討してみてはいかがでしょうか^^

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