インターネットとワードをするくらいなんだけど、安いパソコンで十分?
パソコンを買い替え予定の方のパソコン選びのご相談に乗るときに、
「パソコンは主にどういったことに使いますか?」
と尋ねると、大部分の方はこう答えられます。
「インターネットとメール…あ、あとワードやエクセル。それくらいかな。だからそんなに高いのはいらないんだよね」
つまり、多くの方はごく一般的なことにしか使用せず、そんなに良いパソコンは求めていないのですね。
ですが、そういった用途の場合、本当にパソコンはお求め安い物で十分なのでしょうか?
結論から言うと、お求め安いパソコンでほぼ問題ありません。
例えば、インターネットで動画を見るくらいであれば、50,000円台のパソコンでも十分快適に動きます。
今のパソコンは低スペックでもそれなりに動くので、インターネットやメールが快適に動くかどうかは、むしろインターネット回線が早いかどうかに寄る所が大きいです。(とは言え、お求め安いパソコンと高性能なパソコンを比べると、やはりページの切り替えの速さやスムーズさはだいぶ違いますが)
しかし、上記のようにインターネットやメール、ワードなどしか使わない方も、場合によっては少々お金を余分に出してでも、1~2ランク上のパソコンを買ったほうが良い場合もあります。
それはどういった場合なのでしょうか?
一つ一つ見ていきましょう。
ちなみに、ここではわかりやすくCPUだけを比較対象にして、
celeron<core i3<core i5<core i7
の4ランクで考えることとします。(CPUって何?という方は、動作が速いパソコンが欲しい!どこを見て判断すればいいの?も合わせてお読み下さい^^)
このページの目次
パソコンの動きに速さを求める方はcore i3
一見当たり前のようですが、
専門的なことはほとんどしない=低スペックでも大丈夫
と考えている方が意外と多いです。
もちろん間違っているわけではなくて、むしろその通りではあります。
が、しかし!
よくよくお話を聞いてみると、「でも動きは早いほうがいいな」と考えている方が結構いらっしゃったりします。
そんな方は、ワンランク上のcore i3くらいのパソコンを購入するのが良いかもしれません。
正直なところ、core i3にすると速さが劇的に良くなる!というわけではなく、「少し早くなったなー」と体感できるくらいです。
ですが、少しだけお金を上乗せすればcore i3には手が届くので、ここはワンランク上のパソコンを買って損は無いと思います。(ちなみに、インターネットで動画を見たり、検索をするくらいの方であれば、core i5以上は必要ないと思います。)
ブルーレイを見たい方はちょっと良いものを買いましょう
ブルーレイディスクで映画やライブを見たい方は、1~2ランク上のパソコンを買う必要があるでしょう。
というのも、お求め安いパソコンのほとんどが、DVDしか再生できないからです。
また、意外と忘れがちなのが、思い出を撮った動画を沢山保存したいという方。
外付けHDDに保存するのであれば良いですが、パソコンに貯めた動画をブルーレイに保存しておきたいのであれば、ちょっと奮発してブルーレイドライブが付いたパソコンを買うと良いです!
ブルーレイディスクは外付けHDDと違い、しっかり保管さえすれば半永久的に保管できるのが利点です。
パワーポイントを使うなら、core i3以上のパソコンを買おう
冒頭の話に戻りますが、パソコンの用途を尋ねると「ワードやエクセル」と答える方が多いです。
しかし、詳しく話を聞いてみると、実はパワーポイントも必要だという話が出てきたりします。
ワード・エクセル・パワーポイントを一まとめにして考える方が多いのですが、実はこの中でパワーポイントは意外とパソコンの性能を求められます。
ですので、パワーポイントを使う方は最低限core i3のパソコンを買うのが良いと思います。
まとめ:そこまで高スペックは必要ないが、core i3は有ったほうが良いかも
以上、結構限定された条件だったとは思いますが、ワンランク上のパソコンを買ったほうが良い場合についてお伝えしました。
上記の条件に全く当てはまらない方は、一番お求め安いパソコンでも十分に使えると思います。
しかし、上記に当てはまる方、特に少し動きが良いパソコンが欲しいなと考えている方は、ワンランク上のパソコンにしても決して損はしません。
色々探せば、ワンランク上のパソコンを5,000~10,000円くらい足すだけで買うことが出来たりもします。(特に国内メーカーの公式ウェブサイトのタイムセールは掘り出し物が結構あります)
せっかく買い換えるのですし、頻繁に買う商品でもないので、今一度ワンランク上のパソコンを検討するのも良いのではないでしょうか♪