パソコンが壊れた!そんな時は買い替え?修理?
「最近パソコンの調子が良くないなあ…」
そう感じて、そろそろ買い換えるべきかどうしようかと悩む方が多いと思います。
パソコンの調子が悪くなってくると、何をするにも動作が遅くてイライラしたり、そもそも起動しなくてどうしようもなくなってしまう場合もありますよね。
調子が悪いパソコンを使っている方の中には、動作が遅すぎるので洗濯の合間にパソコンを起動して、次に掃除をしている間にインターネットを起動して…なんていうお話をしている方もいらっしゃいました(笑)
そんな場合はそのイライラを解消するためにも、買い換えるか修理をすることをオススメします。
とは言っても買い替えと修理、どちらのほうが良いのでしょう?
ご自身ではなかなか判断がつきにくいかと思いますので、パソコンの調子が悪くて買い換えようか迷っている時に、どのように判断すれば良いかご説明します♪
こんな時は買い換えましょう!パソコン買い替えのタイミング
極論を言ってしまうと、買いたいときが買い替え時!…ではあるのですが、まだ使えるのに買い換えるのはもったいない!という方も多いと思います。
そこで、買い換えを検討するときは、以下の3点を一つの目安にしましょう♪
1.調子の悪いパソコンが何年前に買ったものなのか
2.パソコンで今していること以外にやりたいことはあるか
3.修理するのと買い換えるのとでは総合的に見て、どちらがお得か
これらを総合的に考えて、買い替えかどうか判断しましょう。
と、言ってもそれだけではあいまいだと思うので、以下で詳しく説明していきます。
1.あなたのパソコンはwindows 7?windows vista?それともXP?
まず、買い替えの目安として今のパソコンが購入してどれくらいか考えてみることをオススメします。
具体的に言うと、以下の方は買い替えも前向きに考えたほうが良いです。
・windows vistaより昔のパソコンを使っている(vista含む)
・約4~5年前のパソコンを使っている
特に、windows vistaを使っている方は買い替えを強くオススメします。
なぜならwindows vistaのサポートは近い将来の2017年の4月で切れてしまうからです。(詳細はマイクロソフトのこちらのページを参照下さい)
windows XPのサポートが切れたのが記憶に新しいですが、vistaもサポートが切れるとウイルス感染の危険性などが高まります。
ですので、vistaを使用している方は迷わず買い替えが良いでしょう。
続いて、4~5年前のパソコンを使っている方も買い替えを検討されたほうが良いです。
これを読んで下さっている方から「え!?パソコンってそれしか持たないの?」という声が聞こえてきそう(笑)
まず、この「4~5年」という数はあくまでもメーカーが推奨している数字であったりもしまして、買い替えを促す為の売り文句とも取れそうです。
実際に、例えば7年とか10年とかでも使い続けられることも多かったりしますよね。
しかし、パソコンを日々修理しているものからすると、パソコンの不具合というのは使い始めて3年くらいからが圧倒的に多くなってきます。
後述しますが、修理は結構高くつくことが多いです。
しかも修理に出しても直してもらえるのは不具合が起きたところだけで、他の部品は今までのまま。
つまり…この先他の部分が悪くなるリスクも考えて、まるっと新しい物に変えてしまったほうが良いですよ!ということです♪
余談ですが、有償修理した場合の保証期間は3ヶ月間の場合が多いです。
もちろん、保証が付くのは修理した部分だけ。
それであれば、メーカー保証がしっかり付いている商品と買い換えた方が安心だったりします。
ただし、先ほどのvistaサポート終了のお話と違い、修理した後に壊れても、またお金を出せば修理は可能です。
ですので、当面の不具合部分のみ修理するか、お金を上乗せして新品を買ってしまうかはみなさんの基準で判断して欲しいと思います。
2.パソコンを使って新しく始めたいことはありますか?
今持っているパソコンはofficeが入っていないけどwordを使って文章を作りたい!など、今まではやっていなかった新しいことを始めるときも、買い替えを検討する価値があります。
上記の例で言うと、officeは買うと1万5千円~くらいしますので、元々officeが入っているパソコンを新たに買ったほうが良いかもしれません。
HDD交換修理などで設定・データが全て消えるけどofficeを無くしてしまっているなんてときも、officeが必要なら買い替えのほうが良いかもしれません。(HDD交換修理など初期化が必要な修理では、再度officeを使うためにパソコン購入時に付属のoffice再インストールディスク(office2010まで)またはライセンス・キー(office2013以降)が必須)
他には新しく始めたいことがあり、それがインターネット上ですることであれ新たにソフトを購入して始めるにしても、どちらかというと現在販売されているパソコンの性能に基づいて作られている傾向があるので、そういった場合は新しくパソコンを買った方が快適に使えそうです。
逆に、今使っているソフトが新しいwindowsに対応していない!とかだと修理したほうが良い場合もあります。
一番多い例としては、現在使っているプリンタが新しいパソコンに対応しているかどうかです。
3.総合的に見て、修理と買い替えどちらが良さそうか?
上記のことを踏まえた上で、修理金額と新しいパソコンの値段を見比べて、最終的な判断をしましょう。
ちなみに主な修理金額の目安は以下のようになります。(あくまでも目安です。実際に見積もりを出したい場合はメーカー・または購入店に依頼しましょう。また、デスクトップパソコンだと金額は目安以上になることも多いです)
不具合症状 | 不具合箇所 | 金額目安 |
---|---|---|
起動せず、画面が真っ暗 (最初のメーカーロゴも出ない) | マザーボード | ¥30,000~¥60,000 |
ディスプレイ | ¥30,000~¥60,000 | |
メモリ | ¥15,000~¥30,000 | |
起動しない (メーカーロゴが出た後、OSが起動しない) | ハードディスク | ¥30,000~¥60,000 |
システム異常 | ¥10,000~¥20,000 |
ハードディスク、マザーボード、ディスプレイ不具合の場合は非常に高額になることが多いので、上記の派パソコンの年代とも相談して買い替えも視野に入れたほうが良いです。
また、この表の中にあるシステム異常の場合は初期化すれば直るので、できる方はご自身で初期化すれば直すことが出来ます。
ただし、初期化すると貯めていたデータや全ての設定が消えるので、データのバックアップや初期化後の再設定が必須ですのでご注意を。
初期化のやり方は、メーカーによってはサポートセンターで教えてくれたりもします。
まとめ:自分の用途、パソコンの年代、修理金額と相談しよう!
買い換えるかどうかの判断は、例え同じ条件でも最終的には人それぞれの判断になるのですが、上記のことを参考にするとその判断がしやすくなると思います。
もし、買い換えるなら金額別・用途別でパソコンを紹介していますので、そちらも参考にしてみてください♪