動作が速いパソコンが欲しい!どこを見て判断すればいいの?
パソコンを選ぶ上で、悩む点は大きく分けて2つあるんじゃないかと思います。
そう!パソコンの性能と価格です。
価格については個人の予算などもあるでしょうから、一概にどれくらいが高い、安いとは言えません。
しかし性能はいくつかの点をみれば、それなりの性能なのか非常に優秀なのかがわかります。
性能と一言で言ってもどこに着眼点を置くかで見かたが変わってきますが、ここではパソコンの頭の速さ、すなわち動きの速さに着眼して説明します。
パソコンの動きがスポーツカーのように早ければ、やはりストレス無くパソコンを使うことが出来ます。
ではパソコンの速さはどこを見ればわかるのかというと…見る点はそのパソコンのCPU、メモリ、HDDの3つです。
それぞれの機能を一言で言うとこんな感じです。
CPU…パソコンの頭脳。パソコン全体に命令を送る。
メモリ…作業スペース。CPUから命令をもらって働く場所。
HDD…作業に必要なものをしまっている倉庫のような場所。
ちょっとわかりづらいでしょうか?^^;
会社に例えてみるとこんなカンジ。
CPU…ある部署の一番上の上司。部下に様々な命令をする。
メモリ…部下達の机。上司からの命令をここで仕事します。
HDD…仕事に必要な書類や道具が全て詰まっている倉庫。
ちょっとはわかりやすくなりましたでしょうか?(笑)
ちなみに3つとも非常に大事な部品なので、どこで買う場合でも必ず記載されています。
これらの性能の見かたを知れば、ご自身に合ったパソコンがきっと選びやすくなるはず♪
CPU、メモリ、HDDの詳しい性能について知りたい!
さて、ではそれぞれの部品の役割と性能について見ていきましょう。
あ、ちなみに各部品の説明は、わかりやすいように本当にざっくりとした初心者さん向けの解説にしています。
これくらい知っているよ~という方は、お手数ですが検索でさらに詳しく調べてみて下さいね。
CPUが良いほど頭の回転が速い
「CPUは人間で言うところの頭脳」という例えを良くされます。
つまりパソコン全体に命令を送る部分で、最も重要なパーツの一つです。
色々な作業を効率良くこなせる人のことを「あの人は頭の回転が速くてうらやましいねえ」と言ったりしますが、CPUも全く同じです。
このCPUが良いものであればあるほど、パソコンの頭の回転が速くなり、全体的な動きも早くなります。
CPUには以下のような種類があります。
ここでは主流のintel製のCPUについて説明しています。(最近のメーカー製パソコンのCPUはほとんどがintel製ですね)
性能 | CPUの種類 | オススメ用途例 |
---|---|---|
高 | core i7 | 動画編集 PCゲームなど |
↑ | core i5 | |
↑ | core i3 | パワーポイント作成 |
↑ | Pentium | インターネット検索 文書作成など |
低 | Celeron |
ちなみにcore i3とcore i5では、性能差に結構な開きがありますので、core i3から下がお求め安い性能、core i5から上が高性能と言えます。
メモリが大きいほど作業スペースは広くなる
メモリは「作業をする場所」ですので、作業は場所が広ければ広いほどはかどりますよね。
メモリの単位はGB(ギガバイト)で、この数字が大きければ大きいほど作業スペースが広くて作業が快適にできるイメージです。
メモリは通常のメーカー製パソコンだと、現在は以下のものが多いです。
性能 | メモリの容量 | 捕捉 |
---|---|---|
高 | (16GB) 主流ではない | 通常はここまで必要ない 重い作業をいくつも平行する方向け |
↑ | 8GB | メーカー製ハイスペックPC 動画編集などの重たい作業向き |
低 | 4GB | インターネット閲覧 パワーポイント 文書作成など |
一般的な作業(インターネットを見る・写真取り込み・文書作成・音楽を聴くなど)だと4GBでも十分ですが、動画編集・楽曲作成・PCゲームなどですと最低8GBは欲しいところです。
16GBのモデルはメーカー直販サイトなどで見かけますが、一般の方が仕事以外で使う場合はこんなに大きなメモリは必要ありません。
HDDの容量が大きければいっぱいデータを入れられる
HDDについてはみなさんが知っている通りで、容量が大きければ大きいほど多くのデータが入ります。
最近では大体どれも500GB以上あるものが多いですね。
今後、動画や音楽を溜め込む方は1TBくらいあったほうが良いかも知れませんが、文書を保存するくらいであれば500GBでも十分です。
まとめ:高いパソコンほど高性能な部品になる
それぞれの部品についてざっくりと解説しましたが、なんとなくイメージはつかめたでしょうか^^
ちなみに現在売られているパソコンは、家電量販店だとその値段に比例してこれらのパーツもそれぞれ良いものになっていきます。
つまりどれかの部品の性能を選んだら、自ずと他の部品の性能も上がっていくのです。
ですので、メーカー製のパソコンを選ぶ際は「CPUがこれで、メモリはこれにして…あ、HDDはこれにしたい!」と言った感じではなく、「編集作業を沢山したいから、ちょっと奮発して高いのを買おう」と考える程度でも大丈夫です♪
今、一番知りたかった事でした
有難う御座います大変感謝してます
大阪府 堺市南区竹城台 より~
とてもわかりやすい基本の説明で
良かったです。
ありがとうございました。